開発環境を整えたい
Apacheのモジュールを開発するには、当然Apacheが動く環境が必要なわけです。開発環境がWindowsだと色々と面倒な事が起きそうな予感を感じるんですが、その点Mac OS Xを使っているので安心です。
このためにiBookを買ったと言っても過言ではないんですが、それは言い過ぎですが、少なくともApacheのモジュールを開発する環境を整えるために、しなきゃいけない作業が非常に少ないのは素晴らしいです。
なお、画像はiBookより5倍高速なMacBook。
しなきゃいけない作業というのは、ビルドに必要なコマンド達が確かOS Xの標準状態には含まれていないので、本体に付属しているディスクからXcode Developer Toolsをインストールして使えるようにする作業です。これはディスクさえ無くしていなければ簡単な作業です。
Apacheは標準でインストールされています。バージョンを確認すると、
$ httpd -v Server version: Apache/1.3.33 (Darwin) Server built: Mar 20 2005 15:08:27
1.3.x系列でした。
Apacheモジュール本には最初に
本書は現在広く利用されているApache 1.3.x系を対象にしています。
と書いてある*1ので都合が良いです。
開発環境で忘れちゃいけないのがエディタです。調べてみるとCarbon Emacsの評価が高いみたいです。しかし、Emacsと言えばかつてFreeBSDに初めて触ったとき、起動したら終わらせる方法がわからなくて自暴自棄に陥れられたトラウマがあるソフトです。Xcode Developer Toolsをインストールすると*.cファイルにはXcodeのエディタが関連付けられるので、今回はそれを使う事にします。
Windows上で開発する場合、他にサーバを構築するのでなければcoLinuxやVirtual PCを使うと良いと思います。
そろそろHello worldしたいです。
*1:初版は2003年 2.0.x系のモジュール開発についても1章使って解説されています